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スイスイ出世する人、デキるのに不遇な人 伊藤由美 を読んで考えたこと

スイスイ出世する人、デキるのに不遇な人 ~銀座のママが教える「リーダーになる人」28の共通点~ (ワニブックスPLUS新書)

by カエレバ

人間観察のプロ

銀座のママという肩書を聞くだけで、一目置いてしまいます。
そもそも銀座のクラブに行く人たちはデキる男たちなので、毎日そんな人達と接しているだけでも貴重な経験。
その中でも成功を掴む人ともう訪れなくなる人がいるようで、その姿を見続けて違いを見抜けるようになった、『クラブ由美』の由美ママの経験則。
タイトルを見ただけで興味を惹かれました。

当たり前で終わらせない

以前読んだ本で学んだことですが、この人はすごいと思ったらそれを真似ることが大事。
パクリジナルの技術 木下晃伸 に納得

数多くのエリートと話して得た知見なので、なるほどと思うことばかりでした。

『大きな声で話す』『よく寝る』『よく笑う』『すぐ動く』など、
「そんなこと当たり前」と思ってしまいそうですが、実践できている人はそんなに多くないと思います。

自分の周りで考えると、何人か思い当たりましたが、やっぱりその人達はすごく周りから信頼されていたり、会社の社長をしていたりします。
意識していたとしてもしていなかったとしても、できた人は、物事が良い方向に周り始めると思います。

何か一つでも実践することが大事だと思いました。

他人への気配り

自分もそうなのですが、毎日満員電車に乗っていたり、給料が上がらなかったり。
仕事に自信が持てなかったり、何でも話せる相手がいなかったり。

ストレスが溜まる一方で不安が募ると、他人に気配りをする余裕が無くなってしまいます。

こういう時は周りへ迷惑を掛けるし、自分にももっと自信が持てなくなったり。

この状態って自分で断ち切るのは結構難しいので、負のスパイラルに陥る危険な状態です。
他人を警戒したり敵対したりして、遠ざけてしまいがち。

しかしこの本を読んでいて思ったのは、出世する人は他人に気配りをしているということ。
いつも相手のことを考えて振る舞える人は、好感を持たれるしまた会いたいと思われる。

出世したくないという人が増えた世の中ですが、
出世できるように頑張るとかではなく、
要はチームで何か目標へ向かって頑張るとき、どういう人が重用されるのかということだと思います。

他の人の邪魔をしないこと

自分のことで言うと、貧乏ゆすりしたり、パソコンのキーボードをカチャカチャカチャカチャ音立てる人は嫌ですね。
他の人のことを考える以前に迷惑を掛けていることにも気付いていないと思いますが、
ああいう人にならないようにしようと思います。

これは主にコミュニケーションの問題だと思います。
会社では立場もあるので中々直接は言えないので、上司はこうした不満を吸い上げるような機会を持つべきでしょうね。

居心地の良い雰囲気を作れること

こちらは自分から発信できるということです。
先程も書いた、皆の名前をちゃんと覚えることや、
自分の話ばかりしないで相手の話をきちんと聞くこと。

全体のパフォーマンスを上げられる人は同僚にはわかってもらえなくても、
上司にはキラリと光る、はずです。

人の悪口を言うのはやめよう

由美ママも書いていましたが、

人の悪口は天に唾するのと同じこと

空にツバをはけば自分にかかります、ビチャっと。
私はこの部分に一番感銘を受けました。正にその通りだと思います。

本能とかですかね?
噂話や悪口は恐らく無くなることはないでしょう。

でもだからこそ、自分は言わないと決めればそれだけで自信になりますし、
そんな自分はとても気持ちいいものです。

本当に意地が悪くて無能な上司がいて、
その人についてだけ悪口を言うならいいかと思うこともあるかもしれません。

でもそれもやめておきましょう。

言ってしまえば他の人からは『あの人は悪口を言う人』と思われます。
そして自分もそうなっていきます。

言わないと決めてしまった方が楽です。

まとめ

書評とか感想というより、自分の考えをまとめるような内容になってしまいました。
とはいえとてもいい本でした。由美ママは他にも何冊か本を出されているので、また紹介させてもらうかもしれません。
175ページで通勤中などでも軽く読めます。

これからやろうと思ったこと

  • 身綺麗にする
  • 人の名前を覚える
  • ネガティブなことを口にしない
  • 受けた恩にちゃんと報いる
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