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1分でいい声になる! 小泉誠司 は一生モノの本でした

1分でいい声になる! 小泉誠司 自由国民社

by カエレバ

声の悩みを解決

面白い本を読みました!

本書はアメリカボストンのバークリー音楽大卒で、数々のアーティストの作曲や編曲を行う音楽プロデューサー、小泉誠司氏が正しい声の出し方や訓練法をわかりやすく紹介されている本です。

小泉誠司氏は武道館でライブを行うアーティストをはじめ、1000人以上の芸能人を直接指導したり、有名なASAYANなどTVオーディション番組出演経験を多数持つ声のスペシャリストです。

この本では声についての知識や発声のトレーニング方法などが、一般の人にもわかりやすく紹介されています。

「最近声がでにくくなった」「話していると聞き返されてしまう」など、声に関する悩みをお持ちの方にはとても参考になると思います!

腹から声を出す!は間違い!?

カラオケで歌う時は、腹に力を入れますよね?私もやってたんですが、実はそれ間違いでした。。

当たり前のように言われていても専門家から見ると「いや違うよそれ」というものがありますよね。声についてもそうなんです。他にも「へぇ!」と思う内容が、抜粋です!

  • お腹や腹筋に力を入れると、かえって声が出にくくなる
  • 笑顔でいると健康になり、声も良くなる
  • 声帯・肺・顔・口・鼻の役割を正しく理解してトレーニングすれば、良い声・通る声が出せる

『顔』が声に影響するって意外ですよね!でも確かにそうなんです、本で紹介されている方法を自分でも試してやってみたところ、実感しました!

まずは自分の声をよく聞く

声を良くするにはまず自分の声をちゃんと聞く必要があります。

普段聞いている自分の声は「空気伝導」に加えて、自分自身の骨を伝わる「骨伝導」が組み合わさって聞こえています。

そのため録音した自分の声を聞いたりすると、別人の声のように聞こえますよね。これでは正しく聞けていないので、他の人に聞こえている「空気伝導」の声を聞く必要があります。

簡単な方法が紹介されていました。

自分の声を聞くには、「両耳の後ろに両手をつける」です。マギー審司さんがやってる「耳でっかくなっちゃった!」のポーズを両手でやる感じです。ちょっと古いですが(笑)。

「おはようございます!」と声をだしながら、手をつけたり外したりして比べてみてください。声が変わるのがわかると思います。手をつけた時は「空気伝導」の声が大きく聞こえているので、それが他の人が聞いている自分の声に近いのです!

まとめ

この本では、他にも「声に必要な呼吸の練習」「歌詞のリズムの取り方」「文章を読むときにも使える発声」など、声に関する面白い内容がふんだんに紹介されています!

小泉誠司氏は以前、「3時間で音痴の人を直せるか?」という主旨のテレビ番組に出演し、見事たったの3時間で、音痴の人の音程を安定させることに成功したそうです。

読んでいるとまるでボイストレーニングを受けているような気分になれました。しかも方法は簡単で、効果も的確です!

声は芸能人だけではなく、すべての人に大切です。スピーチやプレゼン、会議、歌など人前で話す場合はもちろんですが、普段の会話でも、声は人の印象を決めてしまうものなのです。

良い声を手に入れれば、良い印象を与えると同時に、自信にもなります。声で人生を変えることも十分に可能です。久し振りに買って良かったと思える本に出会えました!

by カエレバ

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