(前回の続きです)
歯周病専門医として名高い先生の歯科へ行ってきました。
歯周病専門の立派な歯科でした
そこが口コミ評価の高いところで、評判通り初診は2時間以上かけて診断をしてくれました。
広い部屋に椅子、目の前には大きなディスプレイ、歯科衛生士の方が自分の後ろ側に来られました。なんと椅子がゆっくりとクルッと回転してご対面。こんにちは。
歯周病とは
生まれたばかりの赤ん坊には歯周病菌はいません。唾液感染をするので他人のクシャミでも可能性はありますが、主にお母さんから感染するようです。
恋人がいて熱い夜を過ごしている場合、どちらかが歯周病なら高確率で相手も歯周病です。
診断開始
軽く問診後、歯のレントゲンを撮影しに行き、戻ってくると今度はその方がカメラマンのようにカメラを構え、歯の写真を撮ります。プラスチックと金属の器具で無理やり口を広げます。ちょっと痛い…。
歯の状態チェック
その後は椅子を倒して口を開け、状態を見ます。幸い虫歯はありませんでした。歯周病は歯ぐきと歯のスキマである歯周ポケットが深くなっていたら要注意、ということで先の尖った器具で歯周ポケットの深さを測っていきます。痛くはありませんでした。
私は下の奥歯2本が4mmで『深い』、つまり歯周病始まってます状態です…。ちなみに2mmが正常、3mmなら誤差もあるので問題ない状態だそうです。
衛生士さんが奥歯をちょちょっとして何かを採取します。
きちんと歯磨きができているかチェック
毎日の歯磨きができているのか、できていないとプラークや歯石がたまって歯周病が進む一方です。わかりやすく磨き残しの部分に色がつく液体を歯に塗ってもらいます。しばらくして口を開けると、チアノーゼばりの真っ青な歯…。
そうつまり、『てめぇ本当に歯磨きしてんのかよ!』ってくらい磨けていないことが判明。何と磨き残し70.5%、磨けていたのは29.5%。すごく悪いらしいです。
…ちなみに毎日 朝食後 寝る前に歯磨きしていました。ここ2週間は昼食後にも歯を磨いていました。なのにコレは…
歯を正しく磨いてもらう
歯科衛生士の方が磨き残しを落としていってくれます。何これ自分のやり方と全然違う…。初めて歯磨きのやり方を知った瞬間でした。
今まで力を入れ過ぎていたようです。そして角度。歯に沿って歯ブラシを当てるということが出来ていませんでした。反省。5分位でだいたい落としてくれました。
恐怖の顕微鏡タイム
チェックの時に採取した磨き残しを顕微鏡でチェック、PCにつながってモニタで確認させてくれます。
『!!!!!』何か動いてる…ウヨウヨいるぅぅぅぅ
「これが歯周病の菌ですよー。」(・ω・)
「…えぇぇ、そうなんですか。メチャクチャいるじゃないですか。」(@_@;)
「ちょっと多いですね。う〜ん。多いですね。」(^_^;)
歯周病の治療は自由診療
やっぱりですが、保険が効きません。治療は3万円〜です。顕微鏡のショックでここの説明をあまり覚えていませんがメモしておきます。
抗生物質での治療
菌を片っ端から殺せますが、耐性を持つことがあり、2回目以降は効果が薄まる。そのため、菌に感染する心配がなくなってから行うべき治療とのこと。
漢方での治療
耐性は持たないものの、時間がかかります。
もう一つ何かあった気がしますが忘れてしまいました
すいません、今度行った時に聞いてみます
お金が無い私は地道な治療を開始
というのも、番外編のような方法を教えて頂いたのでそちらにしました。
薬用ペリオバスターNという、歯周病菌を退治してくれる液体ハミガキを毎日の歯磨きで利用する方法です。これは歯科専売ですのでAmazonなどでは買えません。ちなみに2,000円でした。
私の場合、磨き残しが大量にあるのが一番の原因なので、そこを改善できればそこまで徹底的な治療も不要では?と思ったためです。磨き残しが無くなれば菌も減るはずです。
とにかく、毎食後5分以上なるべくゆっくり磨くことを継続実施中です!